白山ゲビンデ ─白山ラベンダーの精油と飾りほうきのセット─

◆ 飾りほうきは、木の実にラベンダーの精油を忍ばせると自然素材のアロマディヒューザーになります

 精油の使い方がわからないと聞かれることがあります。aroma、アロマと言葉は大流行。オイルの小瓶を手にして注意書きを読んだり、ふたを開けてみたら特別感のある香りに出会い、嬉しくもちょっぴり緊張してしまいます。私は棚田のラベンダーの香りをギュッと詰め込んで(蒸留して)お届けしていますが、その精油を簡単に楽しんでいただけるように飾りほうきを作りました。コキアのほうきにあしらってある木の実に精油を数滴垂らして、お部屋や車内で香りを手軽に楽しんでいただけます。

 コキアは “ほうき草” とも言われ、味わい深いほうきを作ることができます。古来、ほうきには邪気を払うという云われがありますが『高砂人形』のおばあさんはほうきを持っていますね。災いから守ってくれるとか、掃き清めて幸福をもたらしてくれる象徴として意味深い “ほうき” を知ることができます。

 白山ゲビンデは、白山の伏流水で栽培した白山麓産ラベンダーとコキアをほうきにしつらえました。木の実の愛らしさとラベンダーの美しい香りを楽しんでいただけましたら嬉しいです。  

◆ 白山ゲビンデとは ─白山手取川ジオパークの貴重な自然景観と扇状地の恵みを束ねた飾りほうき─

 ゲビンデ(GEBINDE)とはドイツ語で「花などの束」という意味です。アルプスのチロル地方では森で集めた木の実をクローブやシナモンなどのスパイスと束ねて創るインテリア手芸があります。ドイツやオーストリアのザルツブルグで有名なクリスマス市の装飾に見ることができます。

 『白山ゲビンデ』は獅子吼の棚田を彩るラベンダーとコキア(ほうき草)を活用し、白山麓のブナ・ヒノキ・スギ等の木の実、手取川扇状地の恵みを束ねたほうきです。

◆ 白山ゲビンデは白山手取川ジオパークをアピールするための「白山手取川ジオパーク新商品開発支援事業」の助成をうけて製品化されました。