ラベンダーなどハーブの栽培が好き、香りが好き、クラフトが好きな仲間のためのファンクラブが始まりました。白山市立一ノ宮公民館で月1回の活動となります。
第一回目の、ラベンダーと香りのファンクラブは『八朔の蒸留』と『香りのチャーム作り』そして『楽しい計画づくり』ではメンバーの皆さまの想いや要望をを伺いました。公民館での活動ということもあり、ソーシャルなラベンダー栽培を楽しむためのメソッドを皆さまと共に確認することができました。
☆百和香(はくわこう)・・・芳香植物の香りを訪ねる
平安時代に「百和香」という香りと歌の文化がありました。植物の香り(薫り)で暮らしを優美に、はたまた薫りが恋の成就をかけた美人度の決め手であったとか…。古今和歌集に百和香を題にした物名歌があります。
ラベンダーと香りのファンクラブでは百の香り目指して、花・葉・果実・樹を蒸留器で香り成分を抽出して、暮らしに役立つスタイルを追求していきたいと思います。必要に応じて、成分などの調査は専門の研究機関で調べて頂きます。
ラベンダーをはじめ、桜・こぶし・アカシア・ヒヤシンス・タイム・カモミール・ドクダミ・サザンカ・ゆず・オリーブ・月桂樹・クロモジ等‥
☆2月の百和香 八朔 (はっさく)
八朔の皮にはハッサク・ナリギンという苦み成分がポリフェノールの一種で抗酸化作用、抗アレルギー作用、食欲抑制効果、なにより毛細血管を強くし、高血圧を予防し老化を防ぐ作用があります。 芳香蒸留水の香りは? エッセンシャルオイルの抽出は? と八朔を水蒸気蒸留法で香りを訪ねてみました。
芳香蒸留水・精油の抽出 → 副産物の色水有用性 → 木綿のハンカチを染色
また、八朔の厚い皮の美肌・脂肪分解・体質強化といったエンザイムの働きをまるごと食ベちゃいましょう❤ということでお菓子をつくりました。
砂糖菓子ですが、皮の苦みがあとをひく美味しさです。チョコレートでのコーティングも楽しめそうです♡
☆香りを楽しむ小物づくり・・・アロマディヒューザー「香のチャーム」づくり
『 エッセンシャルオイルってどんなふうに使うの? 』と、よく聞かれます。そこでファンクラブの皆様には、特殊な石こうをシリコンに流しいれてとても可愛いディヒューザー『香りのチャーム』を作っていただきました。
香りのチャームにはラベンダーエッセンシャルオイルを忍ばせてアーティフィシャルフラワーのアレンジメントにあしらってお部屋に飾って みてはいかが?
石こうの濃度に不安がありましたが、きれいに型から外せたときは感動です。今回は初めてなので小さなものを創りました。ここで重要なのは香りが天然100%であることがポイントですね。
☆ラベンダーと香りのファンクラブへのお誘い
ラベンダーと香りのファンクラブ初顔合わせは、ご参加の皆さまのおかげで楽しく充実した時間となりました。年間計画もまとめてまいりましょう。
次回は3月4日(土)10時から12時まで『里山ゲビンデ』を行ないます。ここ、白山麓らしい里山のクラフトを提案してまいります。素朴な木の実をマンシュテやリボンでオシャレで大人可愛いくアレンジメント。『百和香(はくわこう)』の素材はクロモジを予定しています。クロモジの芳香蒸留水にラベンダーの精油を加えるとどんな香りのルームスプレーになるのでしょう。植物の香りの不思議を訪ねます。
皆さま、どうぞファンクラブへお越しください。そして、棚田のラベンダー畑を応援して下さい。
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